関東肺移植研究会は慢性進行性肺疾患に対する肺移植の適応・術式や意義について検討すると共に、主に関東地区の肺移植実施施設、当該疾患診療に携わる医療機関の連携や交流を図ることを目的として2014年に設立されました。
以来、関東の肺移植実施3施設（獨協医科大学、千葉大学、東京大学）ならびに、関東の呼吸器内科の先生方を中心に年3回（3月、7月、11月）、東京大学医学部附属病院を会場として、肺移植適応が考えられる症例の検討、肺移植実施後の症例検討を活発に行ってきました。また、第5回（2015年7月）からは特別講演を加えて、さらに幅広く肺移植に関連した知識の共有をはかってまいりました。
しかし2020年の新型コロナウイルス流行のため、同年3月より開催を見合わせることとなりました。
これを機に2020年7月からはオンライン（zoom)開催とすることとし、これまで遠方のため参加が難しかった先生方にも参加いただくことができるようになりました。また録画した会の模様は、当日会に参加いただけなかった先生方にも、会員専用ページから後日ご覧いただけるようになっています。
2023年3月をもって、世話人であった東京大学呼吸器外科の中島 淳教授、千葉大学呼吸器外科の吉野 一郎教授がそれぞれ退任され、2023年8月に、東京大学 佐藤 雅昭 教授、2024年6月に千葉大学 鈴木 秀海 教授がそれぞれ着任、当研究会の代表世話人となっています。
今後、関東の肺移植普及のために、なお一層の役割を果たすことができればと考えております。引き続きよろしくお願いいたします。
関東肺移植研究会
代表世話人
獨協医科大学病院 呼吸器外科 千田 雅之
東京大学医学部附属病院 呼吸器外科 佐藤 雅昭
千葉大学医学部附属病院 呼吸器外科 鈴木 秀海